奈良の三輪山をご神体とする大神(おおみわ)神社。
ここで私たち夫婦は結婚式を挙げた。
昨日、10年以上ぶり?に参拝。
参道を歩くと思い出した。わたしはこの参道を初めて歩いただけで「ここ!」と決めたこと。
木洩れ日の美しさだけではなく、ちょっと不思議な畏敬の気持ちが湧いてきて、黙ってしまう。
山の辺の道は、田舎風景がきれいで優しくオープンに温かく私達を受け容れてくれる。
でも三輪山は人間に対してそんなに親しげではない気がする。
今でこそ登拝できるようになったが、ほんとは一般人は足を踏み入れてはいけない聖地だった。
禁足にするのは、御山にも人間にも両方に大切なことだったのでは?と感じる。
なので、わたしはやっぱり登拝しようという気持ちになれない。
結婚披露宴は、なんと昭和天皇が御休憩されたすばらしいお庭の間を使わせてもらった。
親族だけの小さなお食事会、お一人ずつお言葉をいただいた。
今は天国の実父が「ゆっちゃん、なんやさみしなるなぁ」と言ったのが忘れられない。
娘の結婚式にそんなセリフ!父はまっ正直な人だった!
桧原神社へ向う道沿いに「花もり」というカフェ&お食事処がある。
モクレンの巨木がドーンとお庭にあって、木陰にお席もあるし、コーヒーもお食事もすごく丁寧でおいしい。
ここで何年もずっと、わたしのCD「jasmine」を流して下さっているのだ。
もしや三輪山も聴いてくれてるのかと思うと、ただただ歓喜!!
そして、昨日は玄賓庵の横を歩いたときに、突然深い知ってる感じが湧いてびっくりした。
「あれ、どうしてわたし今ここに住んでないの?帰らないで素通りするの?」と普通にリアルだった。
なんなん?なんなん?ま、いいか。。
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