昔のTVドラマ「赤いシリーズ」はわたしにとって重要な番組だった。
もちろん全シリーズ観ていた。
三浦友和に恋し、夏夕介に憧れ、三國連太郎を怖がり、秋野暢子を憎み、シューマン謝肉祭「再会」といえば緒形拳、だった。
(これに頷いておられる方いますでしょうか)
そんな中、オープニングテーマ曲のシングルレコード(Pf、羽田健太郎)まで持っていたのは「赤い激流」
水谷豊の弾くコンクール課題曲「ラ・カンパネラ」「英雄ポロネーズ」そして本選課題曲は「テンペスト」
どの曲も猛烈に好きになった!!
本選曲(テンペスト)が予選曲(ラ・カンパネラ等)に比べ、テクニック的にはだいぶ易しいのでは?という大疑問は、まあ、無視するとして。。
水谷豊は確か無実の罪で拘置所に入っていた。コンクールが迫ってるのに楽器がない危機、でも牢屋の床で指動かしてた記憶が。。
テンペストという曲は、シェイクスピアのテンペストにベートーヴェンが触発されて作曲したらしい。
たしか、幽閉されてる人とか出てくる物語だったような??こういう大事なことをちゃんと調べていない自分、ツメ甘い(恥)
そして、わたしは最近またテンペストを練習している。
弾いていると、横に宇津井健(水谷を指導する音大教授役)を感じる。
この曲で、わたしが特に好きなところは一楽章の、ペダルをずーっと踏んだままの単音メロディ。2箇所。
なんという絶望、哀しみ、暗闇。
不協音がブワーンと濁るが、そこは決してペダル踏みかえてはダメ。このペダルはベートーヴェンの絶対的指示!なので。
こ、これは、ベートーヴェン、趣味いい!
(あんたにゆわれたないって)
この部分が来ると、遠くを見つめて陶酔全開。
そして、よっぽどテンペストにご縁繋がったのか、先日パーヴォ・ヤルヴィ指揮のエストニア・フェスティバル管弦楽団のコンサートに行った際、プログラムに、、
なんと、トゥール作曲「テンペストの呪文」という曲が!
これはもう、パーヴォさん、わたくしのために選曲してくれてサンキュー(笑)
雅
お久しぶりです。
赤いシリーズ!なつかしいです。
テンペスト、憧れでした。当時。
youtubeでたくさんピアノUPしてくださり
ありがとうございます。うれしいです。
音のキレイさにうっとり。
なめらかに動く手の美しさ。
これは天からの贈り物に違いない!
これからも楽しみに待っています。
pf-yumi
ありがとうございます!
天からの贈り物!うわぁ(≧▽≦)