窓をあけて弾いてみた。
防音室の二重窓を3㎝ほどおそるおそる。
マンションに住んですぐ防音室を作った。
防音室の中で心を思いっきり深く掘って、音の先に風景を見つけていた。
それも幸せな事だけど、とてもエネルギーがいる。
もういいかな、、風を通して小さな音を絡める。
あー、なんて楽ちんなのだろう。
私にとって音楽はそういうもの。
流れる風や、鳥のこえ、子供の声、葉っぱの音や光とピアノが混じり合って
はじめて心がぐーんと動くもの。
そのこと、ほんとは知っていたけど、フタをしていた。怖くて。
もう、怖くない。
だって、防音室を作らなくていい家に引越すから。
また土の近くで弾ける。
苦手な虫もいてるけど、音が、心が、楽になるのが大事。
追伸:防音室にはとてもお世話になり大感謝。
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