信仰心の厚そうな子供

このところblogに拍車かかってきて、アップの頻度が高い。

まるで春になって植物がどんどん芽を出したりお花が咲いたりの活発化に、自分もハモっているようだ。

何か書くことないかな〜と探してみると

「おー!!」という本にぶち当たった。

小学一年生のわたしが本屋で「ほしい!」と親に言い買ってもらった。

「キリスト」(1の4、は1年4組のこと、当時は名前とセットだったのだろうか)

わたしはこの「キリスト」を繰り返し繰り返し読んだ。

キリストを裏切ったユダを憎んだりした。

(今はユダにはユダの事情もあったのだろう、と思えるが)

その他「しんらんさま」という童話タッチの本と「ほうねんさま」という漫画でありながら法然上人を詳しく描いた本も、お気に入りだった。

小さい頃のピアノ発表会は、大阪の北御堂会館で、そこのロビーには大きな仏教画が飾ってあった。

絵の中心にはお釈迦様がおられ、その周りには天使みたいな美しい人々やお花、しかし下の方は恐ろしい地獄で鬼に火釜で焚かれる人や針山に刺さってる人など壮絶なザ・ヂゴク!

わたしは、自分の出番が終わると、他の人の演奏もそこそこに、そのロビーにこっそり行き一人静かにその絵を観るのが最高に好きだった。

特に地獄側のアバラ骨が透けてる老人の顔に釘付けだった記憶がある。

変わった子供だったと思う。

もう一つすごいのは、なぜか毎晩お布団に入ると「なむあみだぶつ」を100回きっちり唱えていた。

それがある時「なんみょうほうれんげきょう」100回になったり、あるいは「なむあみ〜」と「なんみょう〜」のミックスだったり、

もう節操なく、むちゃくちゃ。

でもなぜか回数は100(笑)

ちなみに私の育った家はお仏壇もないし、両親は特に信心深くもないけど、キリストも親鸞さんもみんなエライひとやで、みたいな一般人的な宗教観であった。

そんな中で、わたしはナゼそんな信仰心厚そうな子供になったのか、ほんとに不思議だ。

よほど、もう「地獄コリゴリ」だったので今生は地獄回避の早期トレーニングに励もうとしたのか。

そして現在も、キリスト、親鸞、法然、そして日蓮やダライ・ラマ、などなど好きな偉人は増え続けている。

 

 

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