エリザベス・ブライト

エリザベス・ブライトは私のペンネーム。

flower」と「ピアノジブリ」という2枚のCDは

ヒット曲をピアノソロ(私のアレンジと演奏)で。。

という新星堂の企画アルバム。

なのでペンネームをつけることになり、

「ゆみさんも何か案ありますか?」と聞かれ

「アキ、とかどうでしょう?アキカウリスマキが好きなので。」と。

数日後、「エリザベス・ブライトに決まりました」とメール頂く。

びっくりしたけど、おいしいネタ。

「あんなー、わたしなー、びっくりすんでー」

笑いとれる。関西人として一番大切なこと。

エリザベスはどんどん一人歩きして

ピアノ・ジブリが韓国で記録的ロングヒットとなる。

ついに韓国のSENA Musicさんから日本コロムビア経由で

コンサートのオファー。

昨年と今年と、2度も韓国ツアーをさせてもらった。

サントキ・ミュージックさんのお誘いで、テレビにもライヴ出演。

このようなオファーが来たとき、

「エリザベスがこんな超日本人(日本の中でも鼻低)で、韓国のお客様に怒られたらどうしよう」

と、恐ろしかった。

ところが、どこの会場でも熱い拍手喝采をいただいて

感謝(≧▽≦)幸せでした!

サイン会にいらした韓国美女に「きれいです」と日本語で言われてしまった。

そのことを韓国に詳しい友人に話すと

「それ、本来の意味じゃなく挨拶に使う人もいてるよ」と。

ふーん、そうか。

何はともあれ、エリザベスのお陰で素晴らしい経験をさせてもらった。

一番大きかったことは、あの至高体験。

演奏中、だんだん自分が消えて

ただ「音」だけになった。

なんの緊張も怖れもない。

全肯定、全自動の感覚。

 

あれは、なに?

世界中の音楽家はあの至福のために

強烈な練習を積んでいるのか。

遅ればせながら、味わってしまった。




2件のコメント

  1. 高谷京子

    むすめがね、ゆみさんの演奏、ゴージャスやったなぁって言ったの。SA・RAの演奏のあとで。
    いろんな経験で、何かが動いているのかなぁ。
    私は、いつでも、極上の音に至福だけど(^-^)

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