イ長調の♯ドは透明

朝、ピアノに向かって 気分がいい時、一番初めに つい弾いてしまうのは、イ長調の♯ド。

自分の曲では「garden」や「traverse」 などを タララ~と♪

せまいピアノ室が ふわ~っとお花畑や 果てしない丘になったりする。
その時、必ず 顔は笑っている。
「あ、わたし笑ってるな~」 と観てる自分もいる。

イ長調の清々しさ代表選手といえば、モーツァルト ピアノソナタ K.331
だと思う。
巨匠ピアニストのも聴いたし 自分でも弾いた。

一番 強烈に耳に残っているのは、4つ上の姉( 当時小6ぐらい ) が 激しく弾いてた 演奏だ。

実家の玄関に置いてたアップライトの、あの邪念のないスコンと単純な音。
カセットテープに録音した記憶もある。
たしか、飼ってたカナリヤの声入り。
そして、そばでキャーキャー踊ってた私と妹 を、姉が何度も怒鳴る 「 うるさいっ!」 の声も入ってたような。。

あの演奏が 私の「イ長調の♯ド」 原風景。
透明な、 すごく好きな音。

( 写真のガラスは 友人けいこさん作 )

 

 

 




2件のコメント

  1. けいこさん

    不思議な写真になってますね!
    ガラス、大事なピアノの上に置いててくれてると、前に教えてもらって、大変嬉しかったです!
    泡が中でねじり渦巻いている小さなガラス、水を連想させると選んで下さいましたね!
    植物とピアノ、水、とゆみさんの潤いあたえて
    いる必需品ですね!
    毎日の練習時に見てくれててガラスも、きっと喜んでます!
    有難うございます✴

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